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イスラエル首相、きょう訪中 政治・経済関係を強化
イスラエルのオルメルト首相が9日から3日間の日程で訪中する。両国は要人訪問などを通じ接近しており、中国は今回の首脳会談で両国の政治・経済関係の強化を図るとともに、イスラエルの最先端軍事技術も獲得したい考えだ。
胡錦濤国家主席、オルメルト首相の首脳会談で両国は経済・農業・貿易分野などで関係強化を図るとみられる。2000年に江沢民国家主席(当時)、05年には李肇星外相らがイスラエルを訪問。03年にはイスラエルのカツァブ大統領が訪中した。両国は1992年に国交樹立後、毎年2ケタずつ貿易額を伸ばしている。中国側はイスラエルの情報・生物化学など最先端技術の獲得にはずみをつけたい意向だ。
イスラエルは自国の軍需産業を維持するため中国を潜在的な巨大市場ととらえている。01年、高性能レーダー「ファルコン」を搭載した複数の早期警戒管制機の対中輸出を断念。05年には中国に売却した無人攻撃機の改造をめぐり米国から非難された。中国の新型戦闘機はイスラエルの戦闘機が基盤とされ、早期警戒管制機のレーダー技術も同国製と酷似しているといわれる。軍事技術の対中供与には米国が神経をとがらせている。
中国側のもう一つの狙いは国連安保理常任理事国として中東和平への貢献を国際社会にアピールすることにある。和平への仲介役を演ずることで「外交大国」に向け存在感を示そうとの構えだ。(2007年1月)
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